いまにして思えば鎌田顧問のこの言葉が心に蘇ります。
「何事も困難と思われるところから始めなさい。しかも誰もできないと言って投げ出したものから始めなさい。それを本当に完成した時、それから易しいことを始めなさい。」
弊社も中小企業です。豊富な資金がある訳ではありません。すぐにでも結果がでるようなことから始めたいのが本音でした。しかしこの言葉の意味をしっかりと受け止めていままでがんばって努力をしてきました、そしてその甲斐あってようやくその結果がでる直前まできました。このことはゴールではなく、今スタートラインに立ったところだということも充分に認識しております。これからも一層の努力を惜しみません。
「大企業は豊富な資金で良い研究室、良い研究員、良い環境で製品開発を行います。私達、中小・零細企業は日々の商いの中からそれらの資金を捻出し研究開発を行っています。一見すると無いものづくしのように感じられますが、大企業に無くて私達にあるものがあります。」鎌田顧問のこの言葉の意味を、私達は「ぜったいにやり抜く」という信念として解釈しています。この信念を持ち続けることが一番大切なことだと今、実感することができました。